コロナとリモートワークと建築業界と

コロナ禍の影響により出社率を抑えている企業もまだまだ多く、この状況がいったいいつまで続くのか、と当初は頭を悩ませていた。

ストラリズモの事務所は名古屋の繁華街である錦の入り口付近にあるので、繁華街での感染者数の増加には結構な注意を払っていた。

ストラリズモも他社と同様に、リモートワーク環境を整えて自宅での仕事も可能なようにし、会議もWeb会議を有効に活用している。

クラウドとWeb会議システムのおかげで、場所や時間にとらわれない働き方ができる一方で、大量のプリントアウトが必要な構造計算書や図面のチェック、模型の製作などはどうしても出勤するしかない。

まだまだペーパーレス化が進んでいないのである。

現場が始まれば、さらに多くの人と会い、数多の会議や試験に立ち会わなければならない。

建築業界はアナログな環境だ。

こういった状況の中、働き方について元の状態に戻ってほしいかというと、そうは思わない。

Web会議ツールが非常に有効で、社外の会議での活用や、遠方の建築家とのコミュニケーションツールとして、また東京・大阪でしか開催されない講習会への参加など、リモートワーク(遠隔勤務)という概念ではないところのシステムに魅力を感じている。

3年前にはWeb会議の提案は受け入れてもらえなかったような役所工事についても、今の状況が後押ししてくれて、有効活用していく流れになっている。

この働き方は今後ますます発展し洗練されてほしいと思う。

コロナ禍の影響で、約半年間は人に会うことを減らしてきた。

直接会いたいときには会える、という状況に収束してほしいと願っています。