設 計 | 2005年 |
所在地 | 大阪市北区 |
物件名 | 株式会社双陽社 |
規 模 | 450㎡ 5F |
構 造 | S造 |
用 途 | 事務所 |
カテゴリ | 社屋新築 |
建築設計 | アペックス |
構造計画
この計画は、印刷業務を営む会社の新社屋建て替え計画である。
敷地は、大阪『キタ』の繁華街である北新地に隣接した地域に位置している。
この地域では、どの建物も隣棟間隔が狭く境界線ギリギリに建設されており、最大限の敷地効率が要求される。 敷地は間口7m、奥行き13m、前面道路幅員6mの狭小敷地であり、この敷地条件を生かし、且つ最大効率を上げる事を模索した。 張間ラーメン、桁行ブレース架構が常套的であるが、ブレース配置部分がデッドスペースとなることを避けるため、両方向ラーメン架構とした。剛性を上げるため柱脚を埋め込み、また上階での壁位置を敷地一杯にとるために、B1~1階の鉄骨柱を約1度外に傾け対応した。2層に渡り柱を傾斜させた事で、傾斜角も緩くなり柱の不可応力は低く抑えられている。