箱根~山梨の建築

秋らしくすがすがしい晴天。御殿場で新規物件の打合せです。

ついでに建築めぐり。

往路での富士山。あまり見慣れていないせいか、圧倒される。

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■彫刻の森美術館-ネットの森の構造設計-

箱根にある日本ではじめての野外美術館。ぜひ訪れてみたかった美術館。

1969年の開館で本館の設計は、彫刻家の井上武吉。建築家ではなく。

公園の様な広い敷地に100点以上の作品が展示されている。

お気に入りの美ヶ原高原美術館の姉妹施設だそうだ。美ヶ原はビーナスラインのドライブが素晴らしく、この時期にはよく訪れている。

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ネットの森

こちらは建築家の手塚貴晴氏・由比氏による設計。

ナイロンテープを手編みされて作られた遊具とそれを支える木造組積ドーム。約500本の集成材を積層し、ジョイントに鋳鉄を使うという興味深い作品。構造設計はTISの今川さん。

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幸せを呼ぶシンフォニー彫刻

高さ18mの塔の中へ足を踏み入れると、色とりどりの光に包まれる。

万華鏡の世界に入ったみたいだ。

■山梨フルーツパーク-シングルレイヤードームの構造設計-

続いて訪れたのは長谷川逸子のフルーツパーク。構造設計はオーヴ・アラップ・アンド・パートナーズ。

シングルレイヤーのスッキリとした鋼管ドームです。ボールジョイントとか使っていないところがシンプルでいい。

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帰路にて

こんな富士山は見たことがない。

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山中湖畔から眺めた富士山。夕日がキラキラとしていい景色です。

ダイヤモンド富士とまではいかなかったが、結構いいタイミングで見ることができた。

 

楽しい1日でした。

仕事も励んでいこう。