教会建築について
2021年6月18日
祈りの空間としての教会建築。
教会の設計依頼があったので自分なりに目指す空間=架構(構造設計なので)は何なのか、これからしばらく考えていきたい。
日本の教会建築には時代とともに様々な建築があるようだ。
ゴシック様式の大浦天主堂、バシリカ様式のメーヤー記念礼拝堂、等々から、近代建築の東京カテドラル大聖堂、石の教会や水の教会、リボンチャペルなどなど。
どの建築も「空間の高さ」「光・影」「開放・閉鎖」「音」「自然」などこれらをキーワードとして構成されている。
特に現代の建築ではこれらキーワードを用いた「仕掛け」が顕著だ。
「一生に一度は訪れたい」「有名建築家が設計した」とか色々と枕詞が付いてくる教会建築だが、とてもきれいな空間なのでぜひ体験してみたい。
これから設計する祈りの空間にはどのような架構がふさわしいか。
また頭を悩ませる問題が増えた。
