筆のすさびについて
2021年4月23日
筆の遊び(ふでのすさび):気のむくままに書くこと。また、その書いたもの。
ご存知の方も多いと思いますが、菅茶山(かん ちゃざん)は、廉塾に立ち寄る多くの来訪者から聞いた諸国の異事奇聞、知人からの書簡など、興味関心を持ったことを筆の赴くままに書き綴り、1827年(文政10年)頃から「筆のすさび」として書写編纂したと言われています。

その「筆のすさび」にちなんで、設計を始めた20代の当初から、自分の気の赴くままにスケッチブックに記録してきました。そのスケッチブックのタイトルを「筆のすさび」にさせて頂いています。
内容は、設計にかかわる事、街で見た風景、記憶にとどめたい大事な数式解法、記憶の中の出来事、焦りや葛藤、羨望など、その時々で感じたことを綴っていますので、とても公開できるものではありませんが。。。

このブログも同じように建築にまつわる気になったことを綴っていきたいと思います。