変わる廃墟展 2020 in 名古屋

DSC_6243
DSC_6248
DSC_6253
TODAYS GALLERY STUDIO 名古屋ギャラリーで開かれた、廃墟の写真展に行ってきた。

廃墟のもつ“美しさ”に注目した、15組のアーティストによる写真展。

 

テーマは「変わる廃墟展」

建築の反対の廃墟

『廃墟』というと、雑草に覆われた朽ちた構造物だったり、使われることのなくなった学校、錆びた鉄骨むき出しの工場など、捨てられ死んでいった建築を想起させる。

 

かつては人々のための役割だとか、賑やかな人間の活動がそこにあったはずである。
DSC_6254
人の手によって作られたモノが、所有者に棄てられ、無惨にも風雨に晒され、かつての営みは失われた。

 

そういった情景と重なり、廃墟には死のイメージがつきまとう。
死に対する人間の無力さだとか、ヒタヒタと近寄ってくる逃れられない死への足音。そういったもの。
DSC_6258
「死んだ建築」あるいは「死をイメージさせる建築」ともいえる。心霊的な印象も強い。

 

芸術性

かつて人々に使われていた建築物は、人の手を離れ、自然へと還る。
役割を失ったモノはオブジェへと昇華する。
DSC_6252
写真展のテーマ「変わる」は、虚無の空間が「静寂の中の美しさ」を体験できるような、『廃墟』に対するイメージの転換である。

 

『建築』とは

建築(けんちく)とは、人間が活動するための空間を内部に持った構造物を、計画、設計、施工そして使用するに至るまでの行為の過程全体、あるいは一部のこと。

人間の活動のための構造物が、死後にアートに変わる。

DSC_6247
『廃墟』の魅力とは何なのであろうか。

映像的な美しさは感じられる。

 

そんな写真展でした。